ハボエド好きに30のお題
お題:08.犬?

   飼い犬の特権


『――――という訳で、自分の好きな人が犬タイプだった場合、自分は猫タイプ。

相手が猫タイプだった場合、自分は犬タイプとなる訳です。』

それは、たまたま部屋にあった雑誌の心理テストだった。


何気なくやってみると、恋人は猫だった。うん、あいつは猫だな。

警戒心が強くてなかなか懐に入らないが、入ったとなると物凄く甘えてくる。

一度手元を離れるとなかなか戻って来ないくせに、必ず戻って来るところなんか猫そっくりだ。

それにあの金色の瞳。

時折鋭く光るあの瞳も猫を連想させる。まだあどけなさが残る分、子猫と成猫の間ってトコロか。

ついでに猫耳を付けた所を想像してみる・・・ぶっ!!かっ可愛いなぁ。今度喉でも擽ってみようかな。


・・・エドが猫だとすると、俺は犬か。

ん〜、犬?
手近な所でブラックハヤテ号を考えてみる。主人に忠実。呼べば尻尾を振って駆けてくる。

無駄吠えしないし、人に噛み付いたりもしない、もちろん粗相なんて絶対にしない――――ってこれは躾が行き届いてるってコトか。

こう考えてみると犬って「ご主人様命!!」って感じだな。

で、自分に置き換えてみる・・・何かやだな、それ。

この場合、ご主人様は誰だ? エドか? 大佐か?? 上司というなら両方だったりするし。

もちろん仕事とプライベートは分けてるけど、エドの場合は仕事に直結してる部分もある・・・これって、仕事か恋人かってヤツなのか?!

ってそもそも俺犬か?!


「しょ〜い〜!!ごめん、ちょっと来てくんない?」
名前を呼ばれ我に返った。
「ん〜?」
行ってみるとエドがすまなそうな顔をして上を指差す。その先には棚の上にクッキー缶。そりゃ届かないな。

俺はひょいと取って手渡す。
「さんきゅっ!!」
満面の笑みが返ってきた。

あぁ、俺、犬でいいや。今、ブラハの気持ちが分かったかも。

だって、この笑顔の為なら何だって出来そうな気がするから。



さてと、それなら犬は犬らしくご主人様に遊んで貰うか。

小猫なご主人様は乗っかると抵抗するだろうけど。乗せてもいいし。

 

だってご主人様にじゃれるのは飼い犬の特権、だろ?


  End

 

 

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少尉、最後の発言がオヤジです。

とにかくハボはエドにメロメロなんです。そんな話です。

対の話が「猫・・・」になります。

 

うちのハボエドは極甘なんです。吐いた砂は砂糖!!くらいな感じを目指して・・・うざい?

 

   緋月悠奈