ハボエド好きに30のお題
お題:09.猫?
猫...?
『----という訳で、自分の好きな人が犬タイプだった場合、自分は猫タイプ。
相手が猫タイプだった場合、自分は犬タイプとなる訳です。』
それは、たまたま恋人の部屋にあった雑誌の心理テストだった。
何気なくやってみると、彼は犬。だろうなと納得した。
強いて言うなら大型犬。気は優しくて力持ち、みたいな。上司に軽口言っても結局逆らわないし、期待以上の成果も上げる。
ラフで飄々とした感も見せるが、その分話しやすく頼りがいがあるから部下からの信頼も厚い。
それに頭脳派というより肉体派だから余計犬っぽいと思う。
えっと、相手が犬だから俺は猫か・・・
とりあえずアルが拾ってくる猫を思い出してみる。
子猫から成猫までいろいろだけど大概人懐っこい。まぁ拾われて来るんだから当たり前か。
でも気分屋だったりする。気付くといなくなってたり、ご飯時にひょいと顔出したり・・・それに警戒心も強い。
でも慣れるといつの間にか腕の中にいたりする。総合すると、自分勝手?
・・・俺、自分勝手かなぁ?
確かに目的の為に恋人ほっといて旅に出たり、帰ってきたら部屋に上がり込んだりしてる・・・警戒心も強い・・・な。
あ〜ちょっとへこんできた。少尉、そんな恋人といて楽しいか?
「エ〜ドッ。」
突然少尉が考え込んでた俺を後ろから抱きしめた。
「何読んでんだ?」
ひょいっと雑誌を取り上げる。俺が凝視していたページを見てニヤリとした。
「俺は気まぐれでも猫、好きだぞ。」
そう言って雑誌を持ったままベッドに行き、座った。
・・・それは俺が猫って事知ってて?
俺は彼を追ってベッドに上がり、彼の背中に背をくっつけて寝転がった。
もう猫とか犬とかどうでもいいや。俺は俺のままでいいと思う。
無言のまま優しく頭を撫でるこの手に変わりはないのだから――――
End
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「飼い犬の特権」の対になります。
つまりはラブラブな人達な訳ですよ。
ちなみに緋月は犬です。わん♪
緋月悠奈